仮想通貨投資をして億り人!?

仮想通貨 経験日記

仮想通貨との出逢い

2016年末にビットクラブというネットワーククラブの勧誘をうけたことが仮想通貨との出逢いとなります。

もともとはネットワークビジネスに関してはアレルギーがあったので関わる気はありませんでしたが新しい通貨ということと日々の値上がりに誘われてしまい参加することとなりました。

今思い返せば2017年末に向けてビットコインの価格が上昇していたこともあり、参加者はみんな価格上昇をして儲かっていたと思います。

私の知人も1日の配当金が600万円となる日もありその他、関係者にも多くの億人が生まれて浮かれている日々を過ごしていました。

当時、言われていたことはこのままあと1~2年でビットコインは1BTC/¥1000万円までは間違いなく上昇するだろうと疑う者もいない状況でBTC価格と参加者は一気に増えていきました。

2018年1月

コインチェクのネム、ハッキングを引き金に大きく相場が下降方向へと動き出しました。下がる相場に追い打ちをかけるように新規法律の制定もされ世の中へ広く仮想通貨が認知されたことでしょう。

億り人

億り人と言われた人たちは高級車やタワーマンションを一括購入したり新規に上場するコインに投資するICO「Initial Coin Offering」に資金の大部分を使っていました。

もちろん日々の生活も派手ではありましたが、意外にも今後の仮想通貨に関する情報収集や利益確定による税金の逃げ道などの情報収集に積極的に活動していたように思います。

 

ただ結論からお伝えしますと、

私の知ってる限りの億人は全滅しております。

 

もちろんトップリーダーといわれるような有名な人達は別のMLMなどでまた富を築いてはおりますが一般的な仮想通貨の上昇によって億人になった方達は増えたはずだった資産はほとんど失っている状況です。

仮想通貨の著しい下落に伴い、一度は上昇した資産が減っていくのを毎日みて上昇を祈っていたことでしょう。

高級車や住宅を購入した知人たちには税務調査が入り多額の通帳課税が課せられてしまい銀行から融資を受けて税金を払っています。

また、多くの人たちは実体通貨に利益を確定させないで参加できるICOに多くの資産を投じていましたが見事に惨敗しています。

ほんの一部のメンバーですが海外に移住した人もいますが、準備が出来ていない中税金から逃げるように日本を後にしているためもう帰りたいと嘆いている始末です。

最後に

宝くじの高額当選者やプロ野球選手など、短期間で高額な資産を手に入れた人たちの破産率の高さは有名ですが実際に何名ものその姿を見ると悲惨そのものに思えます。

客観的にみると借金をしないで済んでいる人に関してはリアルな”仮想通貨”だっただけですが、人の気持ちはそうは受け入れられていない状況です。

一生働かないで生活ができると思って会社を辞めた方や大金を手に入れて性格が変わり友達を失った方など様々ですが、大金を掴んだ記憶よりも失った時の記憶の方が大きいようでなかなか以前のように仕事にやりがいを見いだせていない日々を暮している方が多く思います。

仮想通貨に関して個人的には長期的には上昇していくだろうと思っていますが、短期間での集中投資先には怖くて選ぶことが出来ません。

資産を失うことの辛さを自分の事のように体験できたこの経験を生かして老後の資産形成が出来ればと考えています。

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