銀行貯金は安全?
一般的には「預金保険制度」加盟金融機関であれば預けていた金額のうち「1,000万円とその利息等」について保証されるという制度です。 こちらをペイオフといいます。
預金保険制度は、万が一金融機関が破綻した場合に、預金者等の保護や資金決済の履行の確保を図ることによって、信用秩序を維持することを目的としています。
令和2年現在の貯金金利
大手3社は横並びで0.001%の金利となっています。
100万円を預けていると一年後に¥10円の利息がつき
1000万円なら一年後に¥100円の利息ということです。
もし、一度でもATM手数料を払ってしまえばマイナス確定となります・・・
過去の金利も調べてみましたので参考にしてみてください。
【普通預金】
過去最高3.0%(1974年)
→現在0.001%(2020年3月)
【定期預金】
過去最高5.7%(1991年)
→現在0.002%(2020年3月)
定期貯金に関しては過去最高な時に比べて2850分の1まで下がっていることがわかります。
消費者物価指数
一定期間以上の月日が離れた時期において、商品やサービスの価格の高い・安いを判断する時に、単純に金額の移り変わりだけを物差しにするのは賢い手口では無い。物価の変動を考慮する必要がある。例えば50年前の100円と今現在の100円では、額面は100円で同じでも、買えるものには大きな違いが生じている。金額に対する価値に、違いが生じているからだ。
その価値を標準化するための「指針」が「消費者物価指数」である。これは【総務省統計局の定義】によれば次の通り。
このグラフは例えば、1950年に100円だった商品が2019年には約835円の価格をつけていることを意味する。当然商品によって上昇幅は大きく異なり、さらに「70年ぐらい前と現在で同じ品質・量・需給関係の商品が存在するのか」との問題もある。例外的なものに卵が挙げられそうだが、それとて品質・分量はほぼ同じなものの、需給関係は大いに変化している。今件はあくまでも概念・参考値として、物価変動そのもののの動きを知るためのデータとして見ることができます。
今の日本は目標物価上昇指数は年間2%を掲げていることからもわかるように、貯金金利が年間2%だとしても”お金の価値”が同じということになり、
それどころか今の金利では毎年価値が目減りしているという状況である!
金利6000倍で貯金する方法
もちろん金利が6000倍であっても安全でなければ意味がありません。
その方法とは・・
海外での銀行口座開設となります。
その中でもおすすめが、インドネシアかカンボジアとなります。
インドネシアでの銀行口座開設のメリットとしましては
ペイオフがついているということ、CRS(共通報告基準)に加盟はしているものの
1000万円までは報告の義務がないということ。
令和2年現在の定期貯金金利が約5.5%!
現地に行かなくても日本にいながら口座開設が可能ということです。
CRS(共通報告基準)とは、外国の金融機関に口座を作り、それを利用することで行われる国際的な脱税工作を回避するために、経済協力開発機構(OECD)が定めた制度です。 金融口座情報を自動で交換する制度で、現在では多くの国々が参加しています。
カンボジアのメリットとしましては、世界最大の通貨ドル建てにて年利6%程度で貯金ができるということでしょう。
デメリットとしましては、現地にいかないと開設が出来ないこととペイオフ制度がないという点でしょう。
まとめ
ご紹介したとおり、もしあなたが日本国内で定期貯金をしているのなら同じ保証がついている安全な場所に移すだけで6000倍の金利となるならご検討してみてはいかがでしょうか。